初心者に優しい言語をもう少し

http://d.hatena.ne.jp/Isoparametric/20070803/1186113231
言いたいことはよく分かるんですが、今回ボクがこれまで何度も議論され尽くしてきたであろう話題にわざわざ食いついたのは、実際的な体験を元に話したいことがあったから、という。
めんどくさくなっちゃって結局話してないけどな!そんなんばっかだな君は。
つまりどういうことかというと、

誰も「C言語をやれ」と強制したりはしないのだから。

ところがどっこい単位を取るにはC言語を習わなければならない人たちがボクの周りには存在するという事実。悲しいことです。
で、毎週決まって週末には何人かに教えたりソースコードを見せたりするわけですが、その時に毎回思うのは、Cのような文字列触るだけでも低レベルな部分を意識しないといけない言語ではなく、もういっそスクリプト言語くらいの物を教えるほうがずっと概念を理解してもらえ易いんじゃないかなあ、というかボクが楽だなあ、ということ。
勿論教える側も自分が知らないことを教えるわけにはいかないので、となると自分達のやってきた言語を教えるしかないよね、とかそういう事情も大学側にはあるとは思うのですが、今の時代別にわざわざCを教えなくてもいいだろうとも思う。
例えば実験のデータに最小二乗法を適用する場合に、毎回関数電卓をポチポチせずとも簡単なスクリプト書いて処理できれば素敵だよなあと思うわけです。Cでも出来るけどね。労力がね。

まず配列がわからない子はプログラマにならなくて良い。
アルゴリズムとかデータ構造が理解できない子もプログラマにならなくて良い。

嗚呼全く!彼らがプログラマに「本当に」ならなくて良いならどれだけ救われることだろう!(ヘタな訳文みたいだ!)現実の問題として、教えないといけない or 学ばないといけない人たちがいる限りはどうしようもないわけです。悲しいことです。
というかにはさんそろそろ教えるの疲れたし後期どうしよっかなとか思うわけです。試験前に知らん子に答え見せてよとか言われるのも、もううんざり。
愚痴っぽくなってきたのでこの辺にしておこう。ここまで事情説明とか。


ここから補足とか。
何故にはさんがRubyがいいんじゃないのかな、と思ったかというと、

  • インタラクティブな環境がある(irb
  • 国内では割と流行ってるので初心者向けのドキュメントも多そうな

の二点が大きいかのなあ。よくわからない。

10.times do
   puts "Hello :)"
end

とか書けるのもいいよなあ。


同じように理想を語るとして、少しだけ本音をいうとすれば、わからない子はプログラマにならなくて良い、というのはボクにとっては違和感ありありで、何でこんな面白いものを苦労して覚えないといけない子達がいるんだ…という。勿体無いよね。それこそ本当に悲しいことです。