釣られるにはさん

00:15 (niha) ところで9-4は4ですよ
00:15 (niha) いや5
00:16 (niha) 皆引き算ができない
00:16 (she) それ以前に上の数字はそもそもおかしい
00:16 (she) 9-3=3 とか
00:16 (niha) ほんとだ
00:16 (niha) >100から数字を引く方法もシンプルです。
00:16 (niha) 1000じゃろー

「5で終わる二桁の数字を瞬時に二乗する方法」は懐かしいなあ。そういう感じの問題が高校入試の過去問でありました。

Q. 4546571235^2はいくつ?
1)20671309894939425275
2)20671309994929425225

みたいな感じの問題で、まじめに計算しなくても下二桁見ればいいですよっていう問題。
まあそれはどうでもよくて、どうでもよくないのは推薦本番の試験問題でカレンダー(というか曜日かなあ)に関する問題があって、入学後に推薦で受かった何人かの子と感想を話していたら、「うるう年」の存在を知らなくて解けなかったとかいう子がかなりいたという事実。悲しいことですね。


中学生相手に塾で講師してる人間の立場から話をすると、基本的に数学の一般則を上手に適用できるような子はなかなかいないように思います。何故なら教える側がそういった応用の仕方を教えるというのは非常に難しいためで、例えばボクの場合はそこまでやるのは自分の力では無理だと割り切っていつも授業をしており、問題の解き方は教えても解き方の考え方までは教えないというスタイルでやっています。嘘。たまに教えようとして時間を使ってしまって、あー時間足りないーとか言ってます。
これは恐らく学校の授業でも同じはずで(自分のときもそうだった気がするけど中学校以前のことはよく覚えていないし高校の頃はずっと寝てた)、使いこなせるレベルまで身につくかどうかは結局生徒の自主学習に依存するんじゃないかなあ…と、わあ珍しい dankogai さんと言ってることが被っている。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50916062.html
小中学生のほとんどは、「教師が教科書から教えた通りにやる」ぐらいしか選択肢がない--ように思い込まされるように教室は設計されている。少なくとも私が中坊の頃はそうだった。「中学校で何を学んだんだ」といえば、「同じ知識なら学校で学んだものはつまらない」ということである。たとえそこに役立つ知識が混じっていたとしても。私は幸いにして中学校の数学の教科書に載っていることは全部今でも覚えているし使えるが、それは私が中学校にあまり行かなかったからである。

教室がそんな風に設計されているとは全く思わないけれど…
自分の中学時代の話を少しすると、ボクはいつも塾に行くとプリントを渡されてひたすら問題を解かされていた。解き方や公式は全く教えて貰えないので全部自分で考える必要があって、因数分解とかも自力で一所懸命に考えた覚えがあります。よくやめなかったなあと思う。そういえば高校二年で始めてちゃんと覚えた公式とかもありました。そのせいで訳の分からない応用力はついたかも知れませんが正直不幸な話だと思う。おかげで高校サボりまくっても数学できたという説もあるんですが。
まあ上の話はあまりにもどうでもよすぎた。
mukaiさんの記事を見て強く思ったのは、何か賢い子が思っているほど世の中は賢くない。ボクでさえ世の中の頭の悪さに月一で絶望するので、きっと賢い子はそれはもう酷いんだろうんといつも思うんですが、どうやら賢い子の多くは世の中も賢いと思っている子が多い気がする。これもどうでもいいな。
うー眠くて脈絡がないというか釣られすぎた >< わーん
追記:ねむい